- 久しぶりに、PCに落して聴いてみました。鳥肌が立ちました。
ちょっと、落ち込んだときに聴いた、
「Never Cry Butterfly」元気がわいてきました。
50歳という年齢が生み出した、円熟した曲の数々。
私は、J−POPはあまり聴きませんが、
竹内まりあの今回のアルバムは、非常に興味があり、
購入しましたが、正解でした。
いろんな方に聴いてほしいアルバムです。 - 圧倒的なボーカル力にかなり来ました。
何かありがたいお坊さんの説教を受けているように感じて涙が止まりませんでした。
そんな私は44歳、このアルバムは永いお付き合いになるようなきがします。
アルバム「リクエスト」のように・・・ - 『Denim』というアルバム・タイトルの風合い、懐かしさを感じさせる和風建築にたたずむポートレイト、ステキで心地よさを感じさせる曲の数々。一つ一つの曲に込められた温かくてどこか切ないメッセージが、デビュー当時に感じた雰囲気のままの甘い歌声で表現されるわけですから悪いはずがないですね。
当方のようなオールド・ファンも新しいリスナーも魅了するような歌唱は、何回も繰り返し聴きたくなる気にさせるオーラのようなものさえ感じました。この『Denim』はまさしく「愛聴盤」の名に値するものでしょう。長く売れ続けていることからもそれは証明できると思います。
「スロー・ラヴ」の爽快感、人の温かさが詰まっている「みんなひとり」、人生の応援歌のような「NEVER CRY BUTTERFLY」、どれもとても完成度の高い上質のJ−POPです。
「シンクロニシティ(素敵な偶然)」がいいですね。竹内まりやの音楽世界がパッと広がっている感じです。山下達郎お得意のコーラス・ワークも切れがよく、明るく爽やかなサウンドが屈託なく飛びこんできます。詩もデビュー当時の瑞々しさそのままのような、感性で綴られていますので、共感を覚えるリスナーも多いでしょう。類稀なる豊かな才能の表れです。
ラストの『人生の扉』の歌唱にはジーンときました。竹内まりやと同学年ですから、その綴られたメッセージの一言一言が、実感を持って重く温かく心の奥深い所に届きました。
辛くても悲しくても精一杯人生を生き抜いてきたような人達が、皆、共感できる歌ってそんなに多く存在するわけではありません。ステキな人生の歩みを見せていただいた思いです。 - どう表現すればいいかわからない「想い」が湧き起こってくる。
人生はデニムのようだ……つまり新しい(若い)ときもいいが、
歳を重ねるとそれなりに味わいが出てくる。
その年齢にはその年齢のすばらしさがある。
彼女はそう言いたかったのだろう。
そしてその集大成的な曲が「人生の扉」だと想う。
五十路になった竹内まりやが、20代も、30代も、40代も楽しく愛に満ちていたけれど
50代はもっと素敵だと思う――と歌う。
そして年齢を重ねていくことの重みを自覚しつつ、
90になっても生きているよ、きっと……と歌う。
老いていくことは大変なことだけど、
人生にはそれでもきちんと「意味」があるのだから……と。
アルバムの最後に収められた「人生の扉」を聴き、
もう一度最初から12曲を聴いてみると、「その年代」だからこその
愛のかたち、人生のかたちが、竹内まりやの言葉で綴られている。
しかし説教がましい歌詞はひとつもない。
自然体なのだ。だから何度聴いても、一日中繰り返していても
飽きることがない。
私は彼女とほぼ同世代。自分の人生と重ね合わせながら
時には不覚にも涙を流し、時にはほほえみ、
ほとんど毎日のようにこのアルバムを聴いている。飽きることはない。 - NHK『SONGS』で「人生の扉」に出会った瞬間から、今作の充実度が伺えましたし、何より齢を重ねる毎に我々にとってのうたも充実してゆくものなのだなという、妙なワクワク感を覚えさせてくれました。私は、ミドルエイジになったらうたとはどういう存在になってゆくのだろうかとよく考えるのですが、ひょっとしたら見合うラブソングも少なくなり、求めるうたの姿をとても見つけにくくなるのではと思っていたのです。しかしこのうたの、齢ごとに楽しみ、感じ、it’s fine to be 60といえる詞と光溢れるメロディに出会い、明るいうたがこれからも待っているんだという希望のようなものを覚えました。人生とうたとの関係はお互いがお互いを素晴らしいものにし合う相関だと思います。このうたはその道標のようで、人生を豊かにしてくれるほうへ導いてくれるナンバーに思えました。これから一人歩きして多くの人々の横を歩いてゆくスタンダードに成長してゆきそうですね。
さて作品は「君住む街角」から始まり、彼女らしいはずむような楽しさを伝えてきます。声の美しさや英語の品の良さがさすが。続く「スロー・ラブ」も今作の主題に沿って素敵な味わいをみせます。「返信」は変調して大人の深みに触れる瞬間が私は好きです。「シンクロニシティ」も聴き所で、彼女のミディアムバラードによる心地よさの真骨頂が味わえます。彼女の歌に流れる時間の品の良さは、本当に素敵です。一方で「ラスト・デイト」「終楽章」は“一人に戻るわ”とこれも彼女がずっと描いてきた世界。そういう歌ほど旋律が綺麗でドラマチックなんですよね。
作品は本当に充実しており、何となく竹内まりやらの世代のグッド・アーティストが、どういうふうにこれから人生の初秋に於けるうたを、素晴らしく歌い上げてゆくのか一つのかたちをみせてくれたような、重要な一枚になりえたのではないかと思います。
posted by takako21252 at 21:49|
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